出店・店舗開発のご提案
人が価値を生む
外食産業。
だからこそ、
「人」で、「店」で。
一枚のとんかつに、私たちは人の温もりと成長を託しています。
「美味しかったよ」というお客様の一言が、スタッフの自信と誇りを育てる。笑顔に、ひたむきに仕事に向き合う姿勢が、店の活気を生み、お客様の笑顔を導き出す。
私たちは、この素晴らしい循環こそが外食産業の原点であり、最も尊い価値だと信じています。
和幸株式会社が目指すのは、単なる飲食店の展開ではありません。食を通じて「人」で育て、お客様に心からの満足を提供し、施設の価値向上に貢献することをお約束します。

教育×評価×定着で、
再現性のあるサービス。
私たちの強みは、食の技術以上に「人づくり」にあると考えています。和幸株式会社は「とんかつ」という商品、「人財」そして「店舗」で成り立っています。企業の理念を職務に落とし込み、「人財育成の仕組み」を通じて、どの店舗でも高い品質のサービスを一定してご提供しています。

立上げから実現までの
ロードマップ
出店や業態開発に向けて、要件定義からゾーニング・厨房設計、試作、採用・教育、ソフトオープン、本開業・改善までを
6ステップでサポート。各段階で合意内容と成果物を明確にし、スムーズな立ち上げを実現します。

固定業態ではなく、
施設に最適化
する設計。
既存ブランドは素材です。
席数・厨房能力・客単価レンジ・回転設計・
人員体制を案件に合わせて共同開発します。
| 項目 | 内容 | 詳細 |
|---|---|---|
| 席数 | 40〜120席 | ピークの日に滞在時間のバランス |
| 厨房能力 | 120〜500食/時 | ボトルネック工程で決定 |
| 客単価 | ¥900〜¥1,800 | 施設/客層分布で調整 |
| 回転設計 | 1.2〜3.0回/時 | 導線と提供時間の最適化 |
| 人員体制 | 15〜25名 | スキルマップと同時学習 |
- 郊外SC ファミリー
- ご家族中心・近隣住民(買い回り)
- 週末主力・平日夕方(滞在長め)
- 待ち時間短め、安心感(キッズ対応)
- 都心商業ビル 高回転
- オフィスワーカー中心、短時間来店
- 平日高頻度の定常需要(昼・夕)
- 提供・会計速度、席確保の容易さ
- 時間帯動向(昼集中)
- 観光地フードホール
- 観光客・インバウンド
- 非日常、週末/連休、季節・天候変動
- 体験・写真映え、多言語・多通貨決済
導入事例
活用と展開例
| 課題 | 百貨店の主な顧客層(50代〜70代 )の支持は維持しながらも、今後の継続的な集客のためには、施設の感度にマッチした新しい層(30代後半~40代の女性 )の開拓が急務でした。 |
|---|---|
| 仮説 | とんかつ専門店の「専門性」 は忠実に守りつつ、空間デザインを「モダンな和の専門店」 へと刷新。さらに、「信頼感」「上質さ」「健康」「有意義な時間」 といった女性層の消費視点に応える価値を提供することで、女性のおひとり様からファミリー層 まで、ターゲット層の新たな日常使いの受け皿となると仮説を立てました。 |
| KPI | 目標月商:900万円 想定客単価:1,700円〜3,600円 |
| 学び | 専門店の軸をぶらさずに、ターゲットの価値観に合わせた空間と体験を設計することで、百貨店の既存顧客と新規顧客の双方から支持される店舗開発が可能であることを実証しました。この「百貨店モデルのアップデート」は、他施設においても再現性の高い成功パターンとなっています。 |
| 課題 | コロナ後の顧客ニーズ に対応しつつ、百貨店の安定した高年齢層 に加え、商圏で増加傾向にあった「若手ファミリー層」(特に30代女性 )をいかにして取り込むかが課題でした。 |
|---|---|
| 仮説 | 調査から「女性の一人外食ニーズ」に着目。「モダンな和の専門店~お一人でポジティブに揚げ食」 をコンセプトに、女性が一人でも利用しやすい空間を設計。さらに、地域特性に合わせた「地産地消」 の価値を付加することで、本物志向の既存層と新しい30代女性層の両方の心を掴めると仮説を立てました。 |
| KPI | 目標月商: 600万円~680万円 想定客単価: 1,700円~2,800円 |
| 学び | 商圏の人口動態 というマクロな視点と、ペルソナのライフスタイルというミクロな視点を掛け合わせることで、シャープな店舗コンセプトが確立できます。地域性を組み込むことで、施設へのロイヤリティが高い顧客層の獲得にもつながることを学びました。 |
| 課題 | フロア内での「とんかつ業態」の地位が低下していました。お客様も明確な目的意識なく入店しており 、業態本来の価値が全く伝わっていない状況でした。 |
|---|---|
| 仮説 | 新ブランド「とん匠」を立ち上げ、「専門店の品位と明るい空間」、「シズル感のある演出」、「すべてが美味しい品質」、「ひと手間のおもてなし」を徹底し、競合よりも入りやすく、想像を超える専門店の満足度を実現することで、フロアのとんかつ業態の地位を確立できると仮説を立てました。 |
| KPI | フロア平均(月坪 27.9万円 )を超える収益性 想定客単価:2,800円 |
| 学び | レストランフロアにおいて、たとえ競合が存在しても、その品質やサービスに顧客が満足していない場合、圧倒的な品質と空間、サービスを伴う「本物の専門店」を投入することで、市場を再定義し、お客様の期待を超える高い成果を生み出せることが証明されました。 |
| 課題 | 従来の「とんかつ専門店」ではアプローチできなかった、ファッションビルのメインターゲット(10代後半~20代女性 )の開拓。また、健康志向の高まりという現代的なニーズに応える必要がありました。 |
|---|---|
| 仮説 | ターゲットの関心事である「美容」「ダイエット」「美食」 に着目。コンセプトを「【Natural&healthy】女の子が楽しく綺麗になれる店」 と設定。オーダービュッフェ形式で満足度を高め、流行に敏感なターゲットの継続来店に繋げられるのではないかと仮説を立てました。 |
| KPI | 若年女性層の継続的な来店獲得 客単価(ディナーバイキング 1,980円~ )での安定集客 |
| 学び | 当社の本質的な強み(素材の知見、調理技術)はそのままに、時代のニーズを的確に捉え、提供手法を最適化することで、とんかつ専門店とは全く異なるファッションビルの市場においても、高い集客力を発揮できることを証明しました。 |
企業基本情報
| 法人名 | 和幸株式会社 |
|---|---|
| 所在地 |
|
| 代表取締役 |
|
| 事業内容 |
レストラン事業を主体に経営。
食材の仕入れ開発から物流までをグループ内でグローバルに展開。 |
| エリア展開 | 関東:神奈川県 東京都 千葉県 埼玉県 近畿:奈良県 兵庫県 大阪府 京都府 三重県 九州:福岡県 |
| 店舗数 |
|
沿革
| 1976年5月1日 | 創業。小田急百貨店町田店に「とんかつ いなば和幸」の1号店を開店しました。後にとんかつチェーンとして「厚切りとんかつ」を最初に販売。 |
|---|---|
| 2017年4月 | 専門性の追求とサービスの向上。とんかつ調理の知識・技術を科学的に向上させる「WKOP制度」と個々のサービス意識・スキルを向上させる「WJSC制度」を開始。衛生マニュアルと検査制度を導入。 |
| 2018年10月 | 女性ターゲット食べ放題業態「TONVEGE(トンベジ)」オープン |
| 2022年10月 | 牛たん専門店「牛たんさちのや そごう大宮」オープン |
| 2024年4月 | いなば和幸 そごう千葉店オープン |
| 2024年10月 | いなば和幸 そごう大宮店オープン |
| 2025年10月 | いなば和幸 浦和パルコ店オープン |
| 2025年11月 | とんかつ五彩庵 大丸京都店オープン |
共同検討の流れ
よくあるご質問
Q&A
- Q. 固定の業態しか入れられませんか?
- 施設様・商圏・ターゲットに合わせて、複数のフォーマットをご用意し、個別にご提案しております。百貨店内レストラン型、SCフードコート型、駅ナカ・テイクアウト型など「面積」「インフラ条件」「施設全体のポジション(高級・日常・ファミリー向け 等)」を踏まえ、カスタマイズし、最適な業態をご一緒に設計いたします。
- Q. 人材面の不確実性が心配です。
- 人材の採用・育成・定着については、最重要テーマとして位置づけ、体制を整えております。
統一された研修プログラムとマニュアルによって「属人的な名人芸」に頼らず、一定水準以上の品質とサービスを安定してご提供できる仕組みになっております。出店検討の段階で、想定人員数や採用難易度についても、エリア特性を踏まえて共有させていただきます。 - Q. 複数ジャンルの相談も可能ですか?
- 単一ジャンルに限らず、複数パターンの業態案を比較検討いただくことも可能です。
とんかつ専門店としての強みを核にしつつ、物件やゾーニングに応じて、複数のジャンル・ラインナップをご提案できます。
出店形態・
ご相談について
とんかつ専門店・各専門店業態は、20〜50坪程度の出店規模に対応しており、厨房設備・イートイン併設型での展開が可能です。レストラン街はもちろん、フードコート形式での運営にも柔軟に対応いたします。また、地域の立地特性や想定ターゲットに合わせた商品構成・提供方法のカスタマイズも可能です。施設のポジショニングに即した最適なご提案をいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。