和幸株式会社トップページ対談 > アーティスト・シンガーソングライター 松本 隆博
 
 対談場所) おかずtoごはん ぼんや 池袋東口店

 







<プロフィール>

松本 隆博(まつもと たかひろ、、1961年2月10日生まれ )
NPO法人チャイルド&ファミリー・フレンドリーコンソーシアム(CFCC)理事 
アーティスト・シンガーソングライター
兵庫県尼崎市出身。実弟はお笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志。

【作品】
DVD
・フォークギター教室DVD
CD
・5段変速の自転車
・アーティスト(すきやき収録)
・かぞく
・親孝行三部作
 (一部抜粋)

BOOKS
・松本の兄 ~人志おぼえてる?~
・松本兄の「ng」
・松本家のオカン~あんたらはやればできる子や~

【ホームページ】
http://takahiro.cc/


稲葉
今日は、御忙しい中、御時間を頂きありがとうこざいます。
縁あって、今日の対談となりました。
今日は、松本さんの曲にもあります、ぼんや特製の「すきやき」と いなば和幸の「とんかつ」をお召し上がり下さい。

松本氏
本日はお招き頂きありがとうございます。
ほんまや!おいしそうっ!
さっそく頂きます!
(一口食べて)うまっ!すごくやわらかいですねっ!

稲葉
いやいや、いつも通りのお肉を使ってますよ(笑) 
当社はお肉のプロフェッショナルですから、専門店として
幅広いお客様に喜んで頂くことがコンセプトになっているんですよ。

松本氏
ほんまにうまいっ!


 しばし、食事に舌鼓を打ちながら、、、



稲葉

ぼんや特製のすきやきを食べていただきましたが、
松本さんの曲「すきやき」はどういった想いがこもっているのですか?


松本氏

小さい時におかんに「すきやき食べたい!」と駄々をこねたんですよ。
おかんは「よっしゃわかった」と言ったのですが、お金がなくて牛肉ではなく鶏肉で作ったんですわ。
僕は「こんなのすきやきやないっ!」っていって
人生で初めて睨み付けて怒鳴ってしまい、泣かしてしまったんですよ。
これ、親族の昔話の時にでた話題だったんですがおかんも覚えていたんですね。
なんで覚えているのか聞いてみたら、
「牛肉のすきやきを本当に食べさせたかったけど食べさせられなかった・・・
夕食の願いすら叶えられないのかとずっと引っかかっていたんだ」
僕も初めて母を傷つけたこと気付けなかったことにゴメン。そしてありがとうの気持ちを歌いました。


稲葉

心に突き刺さりますね。。。この曲は高校生向けの講演でもやはり歌ってるのですか?


松本氏

歌っていますよ。
高校生向けの講演は「働くとは何か」をテーマに講演をしているのですが、
そこでは働くことは「ありがとう」と感謝されてその対価でお金を頂いていると話しているのですが
まだ高校生は「働く=感謝」に結びつけるのは難しいので
この歌を通じて、一番身近なところの親御さんにまずは感謝の気持ちを忘れたらいかんよと伝えています。


稲葉

すばらしいですね。当社も入社したての社員は必ず接客業務を数ヶ月してもらっています。


松本氏

それは調理希望の方もですか?


稲葉

そうですね。まずは全員が接客業務を通じて、お客様に「ありがとう」と言って頂くこと。
仕事を通じてお客様から褒めてもらうことで仕事をすることに喜びを見出してもらうようにしています。


松本氏

なるほど。接客を通じて小さな成功体験を積んでいるのですね。

確かに仕事は初めからすべて好きな職種につくのは難しいです。
僕も初めの仕事はやりたくてやりたい仕事ではありませんでしたが 教わることを一生懸命やって褒められた時に成長をしたと感じることが出来ました。
そこからお客様や関わっている人たちに「ありがとう」と「笑顔」で「素直」に「感謝」することが出来ました。

お金や地位だけが仕事をする目的ではないのです。
仕事する目的は人としての価値、そう人間力を向上することこそが がむしゃらに働いて気付いたことなのです。

その気持ちを少しでも高校生に歌やトークで伝えるために今は 一生懸命「元気良く」講演しています!


稲葉

今日お話を聞いて、松本さんはとても楽しそうに仕事をしていることがヒシヒシと伝わります。

私も常に元気良く関わるすべての人たちがしあわせになれるようにやってきました。

そのためには楽しく「笑顔」で「素直」に「感謝」を持つことがやはり大切だとお話を聞いて痛感いたしました。

これからも松本さんのパフォーマンスで多くの学生さんが「働く意味」を伝えてあげて下さい。


松本氏

ありがとうございます。
今日はおいしいお食事と稲葉社長から元気をいただきました!
これからも沢山の「ありがとう」が生まれるパフォーマンスをしていきます!


 

実は同学年のふたり。少し話しただけで意気投合。二人の幼少期に花が咲いていました。
また、松本さんは常に「笑顔」でとても話しやすい人柄でした。
私達、サービス業もお客様とコミュニケーションをとって喜んでいただく仕事です。
今日の対談でまたひとつ成長させていただきました。

(編集 企画部 鈴木健太)