和幸株式会社トップページ対談 > 米国食肉輸出連合会 シニアマーケッティングデレクター 山庄司 岳道氏

先日、いつもアメリカ現地での取り組みにご尽力いただいている、食肉輸出連合会(USMEF) 山庄司氏とアメリカン・ポークの美味しさについて、熱く語り合いました。

皆さんにも身近なアメリカン・ポークには、いろいろな秘密があります。16年前から当社では、アメリカン・ポークをメイン素材として使用しております。外食の世界ではパイオニア的な存在です。豚の品種、肥育方法、飼料にこだわり、安心・安全のこだわりにおいても 高い付加価値を持っています。アメリカン・ポークの美味しさをお二人の話から、解りやすくお伝えします。

山庄司

いなば和幸」は、豚肉のプロフェッショナル。そのような方に米国産豚肉を選んでいただけるのはうれしい。とにかく「いなば和幸」の豚肉に対するこだわりはすごい。”情熱”といったほうがいいでしょう。

稲葉

おいしいとんかつをお腹いっぱい召し上がっていただく」が、私達の基本コンセプトですから。その美味しいとんかつには、米国産の豚肉が不可欠なのです。


山庄司

アメリカでの豚肉の生産体制は、世界でトップクラスの安全性を持っています。農場でも、工場でも、アメリカ政府の管理の下、厳重体制をしいています。もちろん生産量においても。


稲葉

それから、流通においてもしっかりした体制が出来ていますよね。


山庄司

はい、工場では衛生的に処理された豚肉を真空パックにして、チルド状態のまま 船で太平洋を渡り、約20日間かけて日本に輸入されます。その間お肉は、劣化することなく低温で、じっくりと熟成されるわけです。安全性に重きを置き、日本の消費者の趣向を考えて 柔らかく・ジューシーな豚肉をお届けする流通の仕組みをアメリカン・ポークは持っているのです。


稲葉

だから私達は、しっかり熟成した安心できる豚肉を とんかつの素材として使うことが出来るのですね。


山庄司

お肉をやわらかく・美味しくするためには、まず『熟成』。徹底した衛生管理により、長い時間、じっくり熟成する事が出来るアメリカン・ポークは、我々にとって最高の素材です。
品種・飼料・肥育管理にもこだわり、その中から選別されたアメリカン・ポークは、熟成により、更に美味しさを増します。
アメリカン・ポークだからできる長い熟成期間は、私達の調理技術により、美味しいとんかつに生まれ変わります。

これからも、安心できる美味しい日本の消費者向けたお肉の提供を 是非ともお願いします。

※アメリカン・ポークの詳しい情報は、 米国食肉輸出連合会ホームページをご参照下さい
  http://www.americanmeat.jp/

出典:「THE 21」株式会社PHP研究所 2012年2月10日発売